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目の見えない人は、舌打ちをすることで障害物を把握できるらしい。

キーとなるのは、「音の違い」。微妙な音の変化で壁があることが分かるようだ。

 

停電で真っ暗闇になっても、この技があれば部屋をスイスイ歩けるかもしれない。。。

 

そんな凄技をみんなが使えるようになるかもしれない驚きの技術を紹介。

 

音を鳴らして部屋の間取り(3次元形状)を作成

スタンフォード大学は、部屋のなかにマイクをいくつか配置して、音を(たとえば、指を「パチン」と)鳴らすだけで、間取りが分かる技術を米科学アカデミー紀要(PNAS)で発表しました。(論文

 

まずは、大聖堂で実験した様子を紹介。

 

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D:室内の様子、E:使用したマイク、F:測定した間取り(黒:測定、赤:正解)

音だけで空間内の距離がわかる!

壁がいくつかあると、反響する時間が変わってくるので、その違いをもとに、空間の3Dマップを作成していています。

 

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スピーカの音(赤、青線)がマイクに届いたときの時間から距離を推測する

 

誤差の小ささが実用レベル!

大学の講義室で測定したときのデータがこちら。

 

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A:測定環境(r:マイク、s:スピーカ)、B:部屋B、C:部屋C

 

黒い数値が今回の実験で得られたデータで、赤い数値が正解のデータです。比べてみると、その差は数センチメートルと用途によっては実用レベルだと言えそうです。

 

いままでは高価な専用の測定機器を必要としていたけれど、非常に安い機器で置き換えられていくかもしれません。

 

開発メンバーは、iPhoneでの応用を目指していて、実現すれば、簡単に自宅の音響環境を構築できるようになりそうですね♪