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最近の映画では、普通に使われるようになった技術で、

カラダのあちこちにマーカーをつけた俳優さんが動きまわると、

CGのキャラクターと合成してくれる「モーションキャプチャシステム」があります。

 

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一番右のマーカーを付けたヒトの動作をもとに、CGに置き換えていく様子

 

実はこれ、非常にお金が掛かります。

赤外線をキャッチする特殊なカメラだけでウン百万円します。

これを部屋のあちこちに配置するので、、、。

 

俳優さんも全身に赤外線を反射する小さい球体を付ける必要があり

歩く動作をするだけでも気を使う必要がありました。

 

ということで、一般家庭はおろか、ドラマでも使うのは難しい技術でした。

が、今回は、なんとこれを数十万以下で実現できる技術を紹介します。

画期的なキャプチャシステム「Captury」

マックスプランク研究所は、一般的なビデオカメラから撮影された映像から人体の動きを計測できるモーションキャプチャシステム「Captury」を開発しました。

 

人物の位置を検出して、人体の58もの関節を映像に重ね合わせます

必要な時間は、ほんの数ミリ秒とほぼリアルタイムで動作します。

 

商品化は、2013年後半でソフトウェアという形で提供されるそうです。

すでに、テレビ局、自動車メーカー、スポーツ用品、薬品メーカー、といった

さまざまな分野の企業から関心を持たれているようです。

 

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ほぼリアルタイムで関節のモデルを映像に合成!

 

ごく普通のビデオカメラでOK!

従来は赤外線を照射して、撮影する特殊なカメラが必要でしたが、

赤外線を使わず、映像から人体の動きを検出できるようになりました。

 

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汎用のビデオカメラを5~12台あれば撮影できるため、

撮影機材に掛かるコストが一気に削減できます。

 

屋外では太陽の赤外線による影響のため撮影できませんでしたが、

撮影環境の制約もなくなりました

 

マーカーレスで作業スピードアップ!

今までは、全身に付けるだけでも時間がかかり、その上動作をするときに

邪魔になっていたマーカーが不要になったことで、キャプチャ効率が劇的に改善しました。

 

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マーカーを気にせず動けるのは嬉しい!

 

すでに色んな企業から声を掛けられているようですが、

特に、スポーツ、医療、ゲーム、といった分野で、

活躍が期待できる技術になりそうです。

 

スマホやGoProを複数台並べて実現できたら

さらに面白くなりそうですね。