3Dテレビは予想どおり今ひとつの売れ行きでした。

 

メガネの身体的負担が大きかったり、

裸眼での解像感(視点数)の低下といった

技術力の不足が原因のように感じます。

 

でも、いつか3Dに辿り着くんだろうと思います。

 

そのときは、

ファミリーユースのテレビではなく

パーソナルユースのタブレットやスマートフォンから

広まってくるんじゃないかと予想しています。

 

今回は将来登場するであろう3Dディスプレイの

ひとつのカタチを紹介。

 

全方位裸眼3Dタッチディスプレイ「Vermeer(フェルメール)」

Microsoft Research(マイクロソフトリサーチ)」は、360度全方向から映像が見られる3Dタッチディスプレイ「Vermeer(フェルメール)」を発表しました(UIST 2011)。

 

20120109_vermeer_1

3Dで表示された地球を指で弾くとコロコロ回転する!

特長

映像が浮かび上がって見える

目の前には、3次元の物体が浮かんでいて

それを触って動かすことができます。

 

もちろん、メガネを着ける必要はありません。

 

360度どの方向からも覗き込める

360度どの方向から見ても違和感がないように、

192の異なる方向から撮影した画像を合成しています。

 

1秒間あたりに2880枚の画像を投影していて、

1方向から見たときの画像表示速度は15fpsだそうです。

 

20120109_vermeer_3

鏡で光線を反射させ、立体的に見えるような錯覚を生み出す

 

仕組み

3Dイリュージョンスコープ」の底にプロジェクターを付けて映像を投影しています。

さらに、IRカメラを利用して物体を検知することで、タッチセンサーを実現しています。

 

20120109_vermeer_2

プロジェクターとIRカメラは鏡の底に設置している

 

動画

 

最近、IRカメラを使って距離情報を取得する研究を沢山見かける。そういう意味では、Kinectが果たした役割は大きいと思う(まだ現役だけどね)。

 

今回の研究もベースは昔からあって、IRカメラを加えたことでちょっとしたインパクトを与えることに成功している。

 

ほかにも、IRカメラを使ってリデザインできる工業製品がありそうだな~。