20110926_monocopter_1

 

楓(かえで)の種は、とても不思議な落ち方をします。

種を中心に葉っぱがクルクルと回転して、ゆっくりと地上に降りていきます。

 

翼が生えたような形状をしていて、風によって親木から離れるためだそうです。

こういうカタチをした実を「翼果(よくか)」と言うそうです。

 

今回は、翼果の仕組みを利用して作られた一風変わったヘリコプターの紹介。

 

SAMARAI monocopter

ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)」社は、翼果から閃いた極小サイズの飛行機「サマライ・モノコプターSAMARAI monocopter)」を開発しました。

 

20110926_monocopter_2

世界初の”翼果をモチーフとした制御可能なモノコプター

特長

開発背景

「DARPA」の研究開発プログラムの一環として2006年から開発が行われていました。

小型で効率の良いサマライは、軍事偵察に利用できるように設計されています。

 

モノコプターってなに?

一枚の翼(ブレード)を回転”させることで空を飛ぶ飛行機のことを言います。

 

運搬もできる!

軽くて小さな荷物であれば、運ぶこともできるそうです。

 

簡単に安く作れちゃう!

3Dプリンタを使って、手早く安く製造することができるそうです。

 

仕組み

20110926_monocopter_3

 

構成

円盤のようなユニットのなかにバッテリーや電子機器が収められています。

ユニットには一枚の翼が取り付けられていて、翼の先端にはプロペラが装着されています。

最初の設計では、燃料を積んでジェットエンジンを付けていたそうです。

 

機体のサイズ

全長は40.6センチメートル、重さは227グラム。

 

機体のコントロール

飛行時は、飛行機全体が円を描くように回転して、ユニットが中心に落ち着きます。

遠隔操作で翼(フラップ)の角度を変えることができ、上昇下降をコントロールします。

 

離陸方法

離陸は、地面に置いて飛ばしたり、ブーメランのように投げて飛ばすこともできます。

 

動画

 

Lockheed Martin’s Samarai monocopter – you won’t believe how this thing flies

引用元:gizmag

 

人が乗るのはチョット無理だろうけど、低コストでモノを運んだり、監視するために重宝されそう。

 

DARPAは軍事目的ありきなので、あまり好きにはなれないけど、日本にもこういう強力な研究開発体制は必要だと思う。