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腕のチカラだけで移動する車イスは、相当な体力が必要だと思います。

今回は、自転車では当たり前のギアチェンジを搭載した車イスの紹介。

 

インテリホイール(IntelliWheels)

イリノイ大学出身のエンジニア「Scott Daigle」さんは、自動的にギアチェンジする車椅子用の車輪「インテリホイール(IntelliWheels Automatic Gear-Shift)」を開発しました。

 

車輪を押す強さや路面をもとに、”最適なギアへチェンジして変速”するため

乗っている人がギアを変えたり、最適なギアを考えたりする必要はありません。

 

2012年9月ごろにはプロトタイプができて、問題がなければすぐに販売できるそうです。

 

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ホイールを交換するだけで”既存の車イスがそのまま使える

特長

いま持っている車イスがつかえる!

使用している車イスの両輪をインテリホイールに交換するだけ”で利用できます。

既に車イスを持っていれば、新しい車イスを買う必要なく簡単に導入できます。

 

頭は良いのに軽い!

気になる車輪の重さは、片側2.2kgと非常に軽量です。

 

仕組み

センサーから情報取得

車イスの底面につけたセンサーから、車輪の回転量やスピード、傾きを検出しています。

 

情報から状況を判断

センサーで検出した情報をもとに

どれ位の強さで車輪を押しているか

どれくらい速いスピードをだそうとしているのか

どのような種類の坂道を進んでいるのか

といったことを判断し、”最適なギアを選択”しているそうです。

 

開発背景

イリノイ大学のキャンパス内を車イスで移動する人を見て、

広大な敷地をもっと効率良く移動できる”手段があるはずだ、と思ったそうです。

 

また、アメリカ国内での車イス利用者のうち

約73%の人が肩を痛めた”経験をしていたそうです。

 

そして、ギアチェンジできる車イスを考えた際に

手動でギアを変える時間と労力は不要”だと考え、自動化に挑戦したそうです。

 

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イリノイ大学の学生賞を受賞(左)、表彰式でのプレゼンの様子(右)

 

動画

 

なんで、いままで無かったのかなと一瞬思った。

 

でも、自動車のオートマとは違って、大きさや重さの制約が厳しいなかで、実用化まで持っていけたのは、やっぱりスゴいと思った。

 

そもそも、最初から既存の車イスとの互換性を持たせてホイール交換だけで実現させようとしたコトがスゴい。