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楽器は同じ種類でも微妙に異なる音が出ます。楽器の良し悪しについて比較するときは、いままで耳に頼っていましたが、次からは目でも確認することができそうです。

 

Holographic Interferometry

カーディフ大学」は、楽器の音がどこからどのように鳴っているか分かる技術「Holographic Interferometryホログラフィック干渉)」を開発しました。

 

このレーザーを使った方法によって、マイクロメートル単位の精度で振動を可視化した音響マップ画像を生成することができます。

 

ギターを可視化してみると?

一般的には、楽器を振動させると、空気中を伝わって音として聞こえてきます。この楽器の振動というのは、実はさまざまな部分の振動が複雑に組み合わさって起きています。

 

ギターを例に挙げると、弦の振動であったり、ボディ自体の共鳴振動だったりします。

 

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ギターで音を出したときの本体の様子:左から低音、中音、高音

上の画像からは、振動の周波数が高くなると、同心円状に広がる波の数が増えていく様子を見ることができます。この波形は、ギターに固有の情報であり経年変化がなければ指紋と言えるかもしれません。

 

実験の様子

ギターの弦を振動させている間に、レーザービームを照射することで振動の動きを撮影し、楽器の音響効果を測定することができます。

 

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アコースティックギターの音響をレーザーで測定をしている様子

 

用途

本当に凄いギターと、そこそこ凄いギターを見分ける方法は今までありませんでしたが、今回の波形図を作ることにより、科学的に音響の品質を判断できるようになります。

 

素晴らしいと評価されているギターの波形を調べていけば、将来、それらを超えるギターを作れるかもしれないそうです。

 

Lasers make guitars sound better

引用元:DVICE

 

最高のギター、理論的に詰めていけばいつか作ってしまうんだろうな。人間の感性に頼っていた部分を数値化して可視化することで評価指標にして、性能を向上していく。すごく良いことなんだけど、デジタルちっくで寂しい気もする。