20110419_rotten_2

 

これから夏にかけて、食べ物が腐る足が早まってきます。とくに、もやしは気付いたら腐ってるっていう経験が多々あります。

 

例に挙げたモヤシは色で大体分かりますが、魚や肉系のパッケージされている商品は分かりにくいと思います(開封すれば匂いで分かりそうだけど)。

 

今回は、食べ物が新鮮かどうかを簡単に調べられるセンサーの紹介。

 

鮮度センサー

フラウンホーファー研究所」は、食べ物の新鮮さを見た目ですぐに判別できる「鮮度センサー」を開発しました。

 

Keine Chance fur Gammelfleisch

鮮度センサーの色の変化で鮮度を確認(黄色は新鮮、青は腐敗)

鮮度センサーの概要

気になる使い方

使い方は簡単で、調べたい食品の近くに鮮度センサーを置いて色の変化を確認するだけです。

 

色が黄色の場合は、鮮度が高いことを示していますので食べても問題ありません

色が青色の場合は、鮮度がかなり落ちていますので食べてはいけません

 

鮮度によって色が変わる仕組み

青色になったのは、腐敗した際に放出される匂いのもと「アミン分子」にセンサーが反応したためです。この状態では、食中毒の原因である「ボツリヌス菌」が発生している可能性があります。

 

鮮度センサーがもたらす世界

品質管理のコスト削減

従来、パッケージされた肉や魚の鮮度を確認することは難しかったのですが、鮮度センサーを食品パッケージのフィルムとして使うことで品質管理が劇的に簡単になりそうです。

 

「もったいない(Mottainai)」精神の本領発揮

鮮度センサーの指標は実測(絶対値)であり、消費期限のような目安(推測値)ではありません。これによって、個々の食品に設定された消費期限のバラつきを吸収することができます。

 

たとえば、牛肉だと個体(牛)ごとに食べられる期限は違いますが、確認する作業が大変なので消費期限を一律に設定しています。そのため、本来の期限より短く設定されてしまった牛肉が存在しています。

 

もし、鮮度センサーを使うことができれば、表示されている期限は過ぎてしまったけれども、センサーで確認した結果、大丈夫であれば食べることができます。反対に、消費期限がまだ先でも個体差によって腐敗しているものがあれば、すぐに発見することができます。

 

もちろん、その場で実際に食べる、食べないは個々人の判断に委ねることになりますが、将来、鮮度センサーが普及して信頼性が高まってくれば、消費期限の表示が無くなるかもしれません。

 

Rotten meat doesn’t stand a chance

引用元:Fraunhofer-Gesellschaft

 

日本の優れた食品加工技術ではあまり出番はないのかもしれませんが、他にも色んな使い方や需要がありそうだなーと思った。