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SuicaやEdyといったICカードの中には、RFIDと呼ばれる無線チップが入っています。

今回は、防水対策を施したRFIDタグを使った新しい試みについて紹介します。

 

RFID(Radio Frequency IDentification「電波による個体識別」の略)とは、ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指す。

引用元:RFID – Wikipedia

 

Linen Technology Tracking(リネン・テクノロジー・トラッキング)

RFIDは、動物や森林に取り付けることで、違法な伐採や密猟・密漁をした場合に追跡することができるため、抑止力として大きな効果が得られました。

 

そして今度は、その抑止力を用いてホノルル、マイアミ、ニューヨークの3つのホテルが「水洗いできるRFIDタグ(Washable RFID tag)」を使って、盗難対策を行うと発表しました。

このタグは、だいたい300回の洗濯に耐えられるそうです。

 

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ホテルの部屋に置かれているアメニティを盗られないようにした対策とは?

RFIDを使ったホテルの驚くべき取り組み

具体的には、タオルとバスローブ、ベッドシーツに防水のRFIDタグを付けておくことで、ホテル側はリアルタイムで位置を監視することができ、それで窃盗を防ごうと取り組んでいます。

 

これだけ聞くと宿泊客が盗難する人であるかのように聞こえてしまい嬉しくはありません。

 

そのため、ホテル側は盗まれた際にすぐに数を把握できることで、代わりの分を発注をする時間を短縮するためだと伝えています(苦しい言い訳ですが)。

 

実際にホノルルのホテルは、毎月4000枚のプールタオルが紛失していますが、それが750枚くらいまで減らせると試算しています。これを金額に直すと、毎月130万円の節約になるそうです。

盗難する人は、男性よりも女性の方が多いそうです。

 

余談ですが、オーストラリアのビクトリア州のホテルではランプからベッドに到るまで、部屋の中のすべての製品を購入できるようになっています。

 

Company Creates Electronic Chip To Track Hotel Bathrobes

引用元:Reuters

 

ホテルのアメニティって結構嬉しかったりしますよね。さすがにバスローブを持って帰ろうという気は起こりませんが、なかにはそういう人もいるんでしょうね。

 

たしかに安くはないだろうし、安価な無線タグを付けておくだけで盗難の抑止力に繋がるなら、いいのかもしれません。

 

ただ、お客さんを性悪説扱いしているようで、良い気分はしませんよね。難しいところですが、やっぱり皆の良心を信じたいですね。