人類と自然の共存ほど難しい課題はないと思います。今回は、双方にとって快適な街づくりを開発しようと努力している中国のおはなし。

 

Mentougou Eco Valley

中国政府は、北京の西60kmの位置に「メントウコウ環境渓谷(Mentougou Eco Valley)」の建設計画を進めています。

 

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エリクソンさんが設計した「Mentougou Eco Valley」の完成イメージ図

 

広さ28平方キロメートルの敷地内に、9つの環境に関する研究所と企業を誘致して、ひとつの都市と5万人ほどが住める居住区を作る予定になっています。

 

特長

生き物に優しい建造物!

環境に優しいエコ・フレンドリー設計をすべての建物に適用され、材料から形状まで考慮して建築するそうです。

 

また、自然の生態系を壊さないように「Eero Paloheimo EcoCity」という専門家のチームを招いて共同で開発していくそうです。

 

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集合住宅(タウンハウス)の区画図

 

自然環境を意地でも維持する!

周りを山に囲まれて外からの大気汚染も少ない環境において、どれだけ元の自然を維持できるかが、このプロジェクトの最大の挑戦であり目的になります。

 

この場所の天然資源を消費しても、もとの状態に戻って、かつ生態系を維持できることが求められます。

 

清潔で健康的な環境を守るために、二酸化炭素を放出しないモノづくりをするとともに、リサイクルできないゴミを作らない技術力が必要になってきます。

 

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研究施設周辺の様子

 

本当に実現できるか非常に不安だけれど、このエコタウンが何十年という期間が経過しても成立していたとき、人類は新しい生き方を見つけられるような気がします。少なくとも原発には頼らない、クリーンな社会を創造できると思う。