動かないと思ってたマネキンが急に動き出す。たったこれだけで、その場のお客さんの心はがっちり掴まれるんじゃないでしょうか。販促効果抜群の2009年度のグッドデザイン賞も受賞している魅力的な製品が、いよいよ海外に羽ばたくので紹介。

 

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ロボットベンチャー企業の「フラワー・ロボティクス(Flower Robotics)」は、マネキン型ロボット上半身タイプ「U.T. Palette(アッパー・トルソ・パレット)」を開発しました。

 

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特長

マネキン型ロボット「パレット」は、お客さんの人数や位置、動きを認識して、自動的に首をかしげたり、手や腕を動かしたりして様々なポーズをとることができます。

 

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用途

身に着けたアクセサリーや洋服を、お客さんの位置からもっとも見栄え良くみせることができるため、百貨店でのショーウィンドウや、イベントでの設置を考えています。現在は、国内の高級店向けに、70万円で販売し、月40万円でレンタルをしています。

 

 

今後の展開

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高級宝飾品向けの収納容器やパッケージを開発しているフランスの「G91」と業務提携して、ヨーロッパなどの高級ブランド大手に採用を働きかけていくようです。

 

G91」は宝石や高級時計のパッケージ開発や、店頭でのディスプレイデザインを手がけていて、今後は、ロボット技術を生かした新しい展示、販促手法の開発を協力して進めていくようです。

 

フラワー・ロボティクス社 世界最高級宝飾ブランドの什器・パッケージメーカーG91 社(仏)と業務提携でロボット事業の強化を図る。

引用元:2011/03/7| Press Release | 0002 フラワー・ロボティクス

 

人を検知して、その人に合わせた最適な形、デザインになるように魅せ方を変えるっていうアイデアは、ダイナミック・デジタル・サイネージとか今までにも数多くあったけど、2次元の平面ではなく、3次元の立体で表現したところが素晴らしいと思った。

 

マネキンという名のロボットではあるんだけど、カテゴリー的には広告(?)っていう、今までの枠を飛び越えた発想。ノートPCとスマートフォンの中間のタブレットPCや、一眼レフとコンパクトカメラの中間のミラーレスとかとはまた違って、別カテゴリー間を横断している感じに惹かれた。