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国際電気通信基礎技術研究所(ATR)」は、大阪大学やクアルコムジャパン、NTTドコモと共同で、手に持って通話できる人型ロボット「エルフォイドP1」を開発しました。

 

人型の形をした携帯電話で、通話相手と目の前で会話しているような感じが得られ、遠く離れた親しい人同士の会話手段として使えると考えています。

たとえば、「おじーちゃーん」という孫の声が聞こえると、電話を持ったおじいちゃんは孫がすぐそばにいるような存在感が得られるそうです。

 

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手のひらサイズの「エルフォイド」(左)と、遠隔操作型アンドロイド「テレノイド」(右)

特長

誰でもないけど誰にでも見えるミニマルデザインを採用

人間が手を広げたような形で、長さは約20cm。性別や年齢がはっきりしない中性的な表情が特徴で、ユーザーに安心感を与えます。また、人肌の感触に近い柔らかい素材を使っていて、安全性も高くなっています。

 

万人が簡単に利用できるインタフェース

単純なボタン操作で特定の電話番号へかける機能もあり、マニュアルが無くても使えるようにしています。また、胸の内部にLEDライトを埋め込んでいて、待ち受け時は赤く、通話中は青く光り判別することができます。

 

もちろん、実際の携帯電話(NTTドコモのFOMA端末)として通話可能で、頭部に内蔵している大型スピーカーを用いて、手に持った携帯ロボットと向き合って会話できるようにしています。

 

今後の展開

今後、改良を加えて5年以内に実用化を目指します。目や首、唇、手の中に形状記憶合金や小型モーターを組み込み、画像認識や音声認識機能で読み取った話し手の表情やしぐさを相手に伝えられるようにするそうです。

 

 

携帯型遠隔操作アンドロイド「エルフォイド」発表会

引用元:ATR

 

何も知らずに、コレを持って話しているおじいちゃんを見たらドン引きするだろうなー。でも、携帯電話が出た当時もきっと、何ひとりでブツブツ言ってるんだという目で見られていたのかも。そう考えると、みんながこの機械に慣れていく日も近いのかな。