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今回紹介する宋文洲(そう・ぶんしゅう)さんは、1985年に中国からの留学生として来日し、1992年、28歳で「ソフトブレーン」を創業しました。その後、2006年に会長を退任し、現在はマネージメント・アドバイザーを務めています。

 

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宋文洲さん(Twitter

 

ソフトブレーンを東証1部上場企業に育てた宋さんのヒューマンネットワーク構築方法を紹介したいと思います。ポイントは3つです!

1.プライドを持たず手当たり次第に話す!

人脈作りがうまい人の共通点は、変なプライドがありません。「この人は私にはふさわしくないから」などとは思わないで、誰にでも手当たり次第に話しかけていく姿勢、これが一番重要です。

2003年、東京駅のホームを歩いていたら、当時、長野県知事だった田中康夫さんとすれ違った。初対面だったが、とっさに僕の記事が載った新聞を渡したら、田中さんは「この記事、昨日読んだよ」と驚きながら私のことに気づいてくれた。そして今でも講演会に招いてもらうなど交流が続いている。

 

2.連想力を発揮して知人の交流網をつかむ!

たくさんの人と交流していくと、次第に「あの人とこの人は知り合い」で、「あの人たちは同じ系列の会社」だという事が見えてきます。出身地や年齢が同じであるとか、どんな環境で働いているとか些細なことで構いません、出会った人々の共通点を探してみましょう。

 

このような連想力を働かすことで、いろんな角度から人間性に興味を持ち、知り合い同士がどんどん繋がりあっていくのが本当のネットワークです。

 

連想力は時に、周囲の人たちの命を助けることもあります。

2010年、北京から東京に戻ってくると、当時ソフトブレーン社長だった秋山さんの顔色が悪かった。症状を聞くと、胸の真ん中が痛く階段を上がるのもままならないのだという。そのとき、親しかったある経営者の部下が最近若くして亡くなったのを思い出した。すぐにその経営者に相談したら「心筋梗塞の疑いがある。」と言われ、慌てて診察を受けさせたら、心臓の動脈が詰まっていて、そのまま手術を受けた。あのときの連想力がなかったら、秋山さんは助からなかったかもしれない。

 

3.見返りを求めず付き合いを楽しむ!

最後のポイントは、人脈作りを楽しむことです。何かに利用しようという目的を持って人脈を作ろうとすると、自分も相手も疲れてしまいます。たとえ、ビジネス上の付き合いだとしても、短期的な見返りを期待しないことが大切です。

2004年、ローソン社長の新浪さんと一緒に「ニューウエーブの会」というグループを作って、これからの経営のあるべき姿などを議論した。その後もソフトブレーンとローソンの間に取引関係はなかったが、6年たった2010年、ローソンが中国事業を拡大するのにあたって僕は同社の経営アドバイザーを引き受けることになった。新浪さんとの損得を超えた古いつきあいがなかったら、こんな依頼は舞い込まなかったと思う。

 

まとめ.楽しい人生は人脈に比例する!

素晴らしい人々との人脈を持っていると人生はとても豊かになります。ビジネスのスピードや情報量は、上質な人間とどれだけ知り合っているかに比例します。豊富な人脈を持っていることの価値に気付けば、新たな行動への意欲がかき立てられるはずです。

 

宋さんとは、まだお会いしたことはありませんが個人的にとても尊敬しています。テレビに出演されていたとき、周りの人が当たり障りのない発言をしているなかで、宋さんだけは問題の核心をズバリ言いのけた姿が今でも印象に残っていますね。これからもどんどん活躍していってほしいです。