金融機関からお金を借りるよりも安い利率で借りれて、預金するよりも高い利率で運用できる。そんな不況であればあるほど、活気付きそうな新しい金融取引サービスの紹介。

 

個人間投資「ソーシャルレンディング(Social Lending)」

結婚や出産、怪我や入院など突然の出費で家計が苦しくなってしまったとき、あるいは会社を立ち上げるための事業資金を集めようと思ったとき、今までは銀行や消費者金融以外からお金を借りる手段がありませんでした。

 

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そこで、インターネットを介し、「お金に余裕があるヒト(投資家)」と、「お金が必要なヒト(資金需要者)」を結びつける「ソーシャルレンディング」という新しい融資仲介サービスが日本で広まってきました。

 

サービス提供会社一覧

国内では、「maneo(マネオ)」、「AQUSH(アクシュ)」、「SBIソーシャルレンディング」、「Zopa Japan」などがサービスを行っています。

20110205_social_2maneo(マネオ) 20110205_social_3AQUSH(アクシュ) 20110205_social_4SBIソーシャルレンディング 20110205_social_5Zopa Japan

メリット

「お金を借りたい人(ボロワー)」、「お金を貸したい人(レンダー)」ともに、金融機関よりも有利な金利(利回り)でお金を貸し借り(投資)できる(可能性が高い)点がメリットとして挙げられます。

 

ソーシャルレンディングでは、お金を借りる場合も、お金を貸す場合も金融機関(銀行など)を仲介しません。金融機関を仲介しないことで、手数料などの余分な経費を削減できます。そのため、借り手(ボロワー)側は低い金利でお金を借りることができて、貸し手(レンダー)側は高い利回りでお金を貸すことが可能になるという仕組みになっています。

 

デメリット

「お金を借りたい人(ボロワー)」は、審査や途中の段取りでそれなりに手間がかかります。たとえば、貸し手ひとり当たり20万円の制限があれば、100万円借りるためには5人以上の出資者を集める必要があります。

 

「お金を貸したい人(レンダー)」は、貸したお金を回収できない危険性やサービス運営会社、保証会社の倒産リスクなど、さまざまなリスクを背負わなければなりません。

 

急な出費の際には借りてみてもいいかなーと思う。もちろん返すアテがあることが前提だけど。貸す側にはなってみてもいいかなーと思う。利率が高いし、大手のmaneoとかだったらデフォルトの危険性も低そうなので、メリットは多そうだから。まぁ、お金があればだけど。

 

借り入れ目的がはっきりしていたら(たとえば出産とか)、貸す側の貸してあげたいという気持ちも高まるし、そういう意味で人間味を感じる金融機関だなーと思った。あと、国や役所とかじゃなくお金を大切に使ってくれる人に投資したかった人にとっては、すごく良いサービスだと思う。