[フラウンホーファー研究機構] ばんそうこう、色が変わったら交換しましょう

雑菌が入って傷の状態が変化すると、色が変わったり数字が浮き出てきて教えてくれる。そんなちょっと不思議で未来的なバンドエイドの紹介。

「フラウンホーファー研究機構」 雑菌で色が変わる絆創膏

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ドイツの「Fraunhofer EMFT(フラウンホーファー研究機構)」は、雑菌が増えて化膿すると色が変化する絆創膏(ばんそうこう)を開発しました。色が変わる仕組みは、中学校で習ったリトマス試験紙と同じです。雑菌が増えるとアルカリ性が強くなり、絆創膏が紫色に変わります。

色素はフィルムに包まれていて傷の中には入らないことを確認しています。色素もそうですが、このフィルムも重要なキーポイントなのかもしれません。

 

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従来は、傷口の状態を確認するために絆創膏をはがさないといけませんでしたが、その際に細菌が侵入してしまい、傷の回復が遅くなる恐れがありました。今回開発した絆創膏は、はがさなくても傷の状態を把握できるので、絆創膏の交換回数を必要最小限に抑えることができ、完治も早くなることが期待されます。

 

今後は、病院の皮膚科で臨床試験を行った後、企業と組んで実用化を目指すそうです。ばんそうこう自体は昔からありましたが、技術の発展と共に進化していく姿を見ると面白いですね!

[産総研] 光を当てると溶けて、熱を加えると固まるモノってなーんだ?

なんだか久々に未来を変えそうな化合物が出てきたので紹介。

「産業技術総合研究所」光で融解、熱で凝固する新化合物

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独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)」は、光を当てるだけで溶けて(固体から液体へ融解し)、熱を加えると元の固体へと戻る(液体から固体へ凝固する)新しい化合物(有機材料)を開発しました。

 

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上下2種類の化合物の変化を観察した様子(黒い部分が液体です)

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[QXD] 表示機器に合わせて最適な奥行きの3D映像を作成するサービス

今日から12月、1年の最後の月ですね。振り返ってみると、今年はようやく訪れた3D元年といっていいほど、色んな機器(テレビ、ケータイ、ゲーム機)で3次元表示技術が搭載されました。

 

そこで今回は、2次元の映像を3次元に変換するサービスを始めたベンチャー企業の紹介。

クオリティエクスペリエンスデザイン(QXD)

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早稲田大学発ITベンチャー「クオリティエクスペリエンスデザイン(QXD)」は、2010年11月11日から、2次元(2D)の映像を、携帯電話やテレビなどの画面の大きさに合わせて3次元(3D)に変換するサービスを始めました。

 

2Dから3Dに変換するサービスは従来からありましたが、QXD社はさらに踏み込んで、画面サイズごとに奥行きの度合いを変えるようにしました。たとえば、映画館で見る映像の奥行きのまま、携帯電話で見ると視差(両目で見る映像のズレ)が大きすぎて、目が疲れてしまいます。

 

この「映像を表示する機器に合わせて視差を調整する」サービスによって他社と差別化を図り、今後、映像関連会社やゲーム会社などから年間50件の受注を目指すそうです。

参考:プレスリリース(PDF形式)

 

QXD社が過去に手がけた作品一覧です。

日本の3Dコンテンツ産業を牽引していって欲しいですね。期待大です。