イチゴを収穫する人件費って意外と高かったんですね。今回は、これでイチゴが安くなればいいなーと思った製品の紹介。

 

いちご収穫ロボ実用化

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産業用機械製造の「エスアイ精工」は独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)」などと共同で、イチゴの収穫作業用ロボットを開発、実用化しました。

 

イチゴの生産は、1000平方メートル当たり年間約1900時間と、稲作の約70倍の時間がかかっていて、うち4分の1は収穫作業に取られていたそうです。

 

このため、ロボットによる自動化に期待がかけられていました。今後は、省力化を目指す農業法人や農家をターゲットに、来年春までに販売することを目標に掲げています。

 

特長

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イチゴの色をカメラでとらえて熟した果実だけを収穫できるようになっています。

仕組み

 

イチゴ収穫ロボットは腕に相当するマニピュレーター、採果用ハンド、3台のカメラ、LED照明、イチゴ収納用のトレー収容部、走行部などで構成されています。

 

ロボットはハウス内の通路を走行して、照明を瞬間的に当てて2台のカメラにより、果実の位置を3次元で測定し、同時に色の付き方も判定します。

 

もう1台のカメラでイチゴの茎の位置を検出して、採果用ハンドで茎を切断し、傷つかないようトレーに収容します。

 

イチゴ1個当たり9秒で収穫でき、収穫可能な果実の62%程度を採れるそうです。作業は、照明で果実を見つけやすい夜間に行うため、寝ている間に収穫作業を済ますことができます。

 

販売

販売価格は未定ですが、ロボット本体で700万円程度を目標にしています。また、栽培ベッドの下にロボット移動用のプラットホームを敷設する必要があり、農園3000平方メートル当たり300万円程度かかります。

 


 

稲作の経験者ですが、あの70倍の労力だと思うと、チョットぞっとしました。だから、苺はあんなに高かったんですね。これで、市場価格の方も安くなってくれると嬉しいですね!