雑菌が入って傷の状態が変化すると、色が変わったり数字が浮き出てきて教えてくれる。そんなちょっと不思議で未来的なバンドエイドの紹介。

「フラウンホーファー研究機構」 雑菌で色が変わる絆創膏

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ドイツの「Fraunhofer EMFT(フラウンホーファー研究機構)」は、雑菌が増えて化膿すると色が変化する絆創膏(ばんそうこう)を開発しました。色が変わる仕組みは、中学校で習ったリトマス試験紙と同じです。雑菌が増えるとアルカリ性が強くなり、絆創膏が紫色に変わります。

色素はフィルムに包まれていて傷の中には入らないことを確認しています。色素もそうですが、このフィルムも重要なキーポイントなのかもしれません。

 

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従来は、傷口の状態を確認するために絆創膏をはがさないといけませんでしたが、その際に細菌が侵入してしまい、傷の回復が遅くなる恐れがありました。今回開発した絆創膏は、はがさなくても傷の状態を把握できるので、絆創膏の交換回数を必要最小限に抑えることができ、完治も早くなることが期待されます。

 

今後は、病院の皮膚科で臨床試験を行った後、企業と組んで実用化を目指すそうです。ばんそうこう自体は昔からありましたが、技術の発展と共に進化していく姿を見ると面白いですね!