なんだか久々に未来を変えそうな化合物が出てきたので紹介。

「産業技術総合研究所」光で融解、熱で凝固する新化合物

20101202_sansoken_1

 

独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)」は、光を当てるだけで溶けて(固体から液体へ融解し)、熱を加えると元の固体へと戻る(液体から固体へ凝固する)新しい化合物(有機材料)を開発しました。

 

20101202_sansoken_2

上下2種類の化合物の変化を観察した様子(黒い部分が液体です)

従来、光で液体化する材料(感光性樹脂)はありましたが、今回の材料のように再び元の固体状態へと戻せるものはありませんでした。そして、この反応(固体⇔液体)を何度でも繰り返せることが大きな特長になります。

 

 

当然ですが、物質の融解現象の基本原理にもかかわる重要な発見になります。今後は、この有機材料を大量に合成する手法の確立を目指すとともに、フォトリソグラフィーなどさまざまな応用への可能性を探っていくようです。

参考:プレスリリース(光で溶ける有機材料を開発)


光を照らすと溶けて、温める(70~80℃)と固まる。この性質を活かして、色んなモノが登場してきそうですね。ちなみに、産総研ではフォトリソグラフィーの他に、光を当てると剥がれる接着剤とか色々考えてるみたいです。