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Photoshop 10年使える逆引き手帖 【CS4/CS3/CS2/CS/7.0対応】

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前回の自動補正に続いて、今回は自分の好みに合わせて

手作業で写真の明るさや色を調整する修整方法についてまとめてみました。

 

基本編ということで(応用編があるか分かりませんが…)、

よく利用される機能の使い方を順番に紹介していきますね。

 

今回は、修整作業をする上で非常に重要な「ヒストグラム」の説明です。

 

ちなみに、写真をきれいに補正する作業は、”修正”ではなく”修整”という単語が使われます。

【修整】
写真で、原板・印画の傷を消したり、画像に手を加えたりすること。レタッチ。

引用元:しゅうせい【修整】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

 

縦に長くなったので、続きへどうぞ~。

 

 

ヒストグラムを見よう

「ヒストグラム」とは、写真の明るさ(露出)や色の情報を一目で把握するためのグラフです。

 

まずは、右上のワークスペースから「カラーとトーン」を選択します。

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右上にこんな表示が出てきたと思います。これが、「コンパクト表示」です。

横軸が写真の明るさ(右側に行くほど明るい)、縦軸が画素(ピクセル)の数を表しています。

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次に右上のリストっぽいボタンをクリックして、「拡張表示」を選択します。

「数値情報を表示」にもチェックを入れると下記のような表示になります。

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他にもメニューから「全チャンネル表示」が選べます。これは、RGBそれぞれのグラフが

ずらずらっと表示されます。作業スペースが占有されてしまうので普段は使わないと思います。

(「拡張表示」でもチャンネルを選択したら1つずつ確認できるし。)

 

どの表示にするかは、作業のしやすさ、ディスプレイの広さなどで決めておきましょう。

 

実際の作業としては、表示されたグラフから”白とび””黒つぶれ”が無いかを確認します。

【白とび、黒つぶれ】

真っ白でまったく色がない部分を”白とび”、その逆を”黒つぶれ”と言います。この部分は色の情報がなくなっているので、”黒つぶれ”した写真を明るく補正しても、その部分の色は単純に白っぽくなるだけで見た目の色とは異なってしまいます。

 

まずは、適正な露出の画像と、そのヒストグラムです。

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わざと明るく補正して”白とび”させた画像と、そのヒストグラムです。

ヒストグラムの右端に色の分布がぶつかっているのが分かると思います。

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一度、補正して”白とび”させてしまうと、そのあとに露出を暗くしても色は戻ってきません。

この例だと空の雲の模様がなくなってしまいましたね。

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以上の例のように、露出や色を修整する作業の際には

このヒストグラムを確認することがとても重要になってきます。

 

画像処理だけでなく、実際の撮影においてもカッコ良く”ハイキー”な写真を撮ってしまうと

後々PC上で、暗く補正しようと思っても出来ないので注意が必要です。

【ローキー、ハイキー】

露出が足りない(ヒストグラムが左に偏っている)ことを「ローキー」、

逆に、露出が多すぎる写真のことを「ハイキー」な写真という風に呼びます。

 

以上です。お疲れ様でした。