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国内唯一のパイロット育成機関である

国立航空大学校(宮崎市)」がピンチ!

 

事の発端は、政府が実施した事業仕分け

学校の予算が削られ、民間航空会社が

負担を肩代わりする見通しが強くなった。

 

経営再建中の日航からお金が出るとは思えず、

全日空も自社でパイロット養成をしているため

今まで以上の出費を抑えたいと考えている。

 

さらに、大学で使用する訓練機が無くなるかも

しれないという、非常事態を迎えている。

 

訓練機は、「航空機操縦士養成振興協会」から

無償でリースされていた。このリース費用の内

半分は日航からの会費で賄われていた。

 

日航は、2010年度の会費不払いを検討しており

そうなると訓練機が大学から無くなってしまう。

 

当然、まともな訓練を実施することが出来なくなり

パイロットの養成は事実上不可能となる。

 

戦後、国力増強のために、官民一体事業として

設立された本校だが、高度成長期が終わりを告げ

旅客需要が底打ちした今、必要性が問われている。

 

国外の航空会社の参入も相次ぎ、

高給取りの日本人パイロットは行き場を失っている。

このままでは、日本人パイロットはいなくなるだろう。

 

GHQが日本の航空事業を無くしたように、

このままでは今度は自らの手で貴重な人材育成ノウハウを

棄てることになる。今後の「日本の空」はどうなるのか。