医療情報収集のためのGoogle活用ガイド

 

エムスリーが運営する医療情報サイト

「エムスリー・ドットコム」の紹介。

 

このサイトでは、会員登録(有料)を行うと 

専門の医師に病気や治療内容についての

相談をすることができる。

 

これは、自宅にいながらにして

医師の診察を受けられるようなものである。

 

大手質問サイト「教えてgoo!」の

ビジネスモデルに似ているが、

医師が直接質問に回答している点が

とても特徴的である。

 

同社は子会社のメビックスと共同し、

もう一つ大きな事業を行っている。

 

学会や研究会などが主催する

臨床研究の受託業務である。

 

この業務には、課題が2つある。

 

1.臨床研究に協力してくれる医師を探す必要があること

 

同社は、これまでに構築してきた

医師のネットワークを活用することで

この課題をクリアーしようとしている。

 

2.研究対象患者の診察後、自室に戻って行うデータ入力が面倒であること

 

これに対して、同社は”無償でiPadを提供”することで

患者の診察と同時に臨床データを入力出来るようにした。

 

”iPadが臨床研究にどの程度影響を与えるか”

について、同社がアンケートを実施した結果

「かなり役立つ」とした人が45%に上った。

 

作業効率が向上したことにより、

煩雑な作業を嫌い、それまで参加を見送っていた

医師からも協力を得られるようになった。

 

医師のネットワークという資産を活用し、

最先端の情報機器を現場へ導入することで

従来と比較して、コストを大幅に削減した。

 

結果、同社の事業規模は順調に拡大しており

サイトの会員数も着実に増え続けている。

 

医師に限らず、専門職のネットワークを持つことは、

それだけで強力な武器に成り得るのである。

今後、同様のビジネスモデルが増えてくるのではないだろうか。